先日行った北関東18きっぷ旅の2日目、前の記事の続きです。
前(1日目)の記事はこちら→parry-kobe.hatenablog.com2日目は栃木県の足利からスタート。2日目は次の所に行く予定を立てていました(フリ?)
わかる方はわかると思いますが、かなりの大移動です(笑)。ただ、帰りは埼玉の大宮23時発の夜行バスで神戸に帰る予定だったので20時、21時に宇都宮に着いてゆっくり餃子を食べても間に合うはずです。
昨日の吉見百穴、埼玉古墳群に次いで3個目の日本史スポット・岩宿遺跡にできるだけ早く行きたいので、それまでに足利市内で残りのスポットを駆け足で。
まずは八雲神社。「渡良瀬橋」の歌詞に出てくるところで、ここも行きたかったところです。
すぐそばにある織姫神社にも行ってみました。このへんは紡績業が盛んで、それと織姫が関係ありそうです。
景色もきれいでした。ただ、朝7時ぐらいなので社務所が空いておらず、御朱印をもらいそこねました。
その後は駅の近くに戻って鑁阿寺(ばんなじ)へ。足利に来てから知ったところですが、本堂が国宝で、足利氏の屋敷跡みたいです。
最後に足利学校へ。これは結構有名だと思いますが、平安時代(鎌倉時代とも)に上杉憲実という人が作った学校。イエズス会の有名なザビエルが「坂東(今で言う関東)一の大学」といったことでも有名です。あとに予定が詰まっているので、9時の開館まで待てず、外観だけ撮影。
足利を足早に立ち去り(あしかがをあしばやにたちさり(言いにくそう))、両毛線で岩宿遺跡へ。実は昨日岩宿を通り過ぎたのですが、渡良瀬橋の夕日に間に合わせたかったので2日目に持ち越しました。
足利駅8:19ー8:35桐生駅8:37ー8:42岩宿駅
岩宿遺跡最寄りの両毛線岩宿駅から遺跡までは徒歩15分ほど。遺跡の博物館が開くまでは時間があるので、先に遺跡本体を見物。
岩宿遺跡はここの発見によって日本にも旧石器時代が存在していたと立証されたすごい場所。ここを発見した相沢忠洋さんは自転車で通りかかったときたまたま石器を見つけたそうです。遺跡、石器が発掘されたところを見ましたがぶっちゃけあまりよくわかりませんでした。映像を見せてくれる施設もあるみたいですが、朝早すぎたのかやっていませんでした。
博物館は9時半から。5分前ぐらいから入口で怪しく待っていたら早めに開けてくれました。帰り乗る予定の電車は10:20。駅まで行く時間を考えたらそんなに時間はありません。
https://www.city.midori.gunma.jp/iwajuku/
遺跡の発見者・相沢忠洋さんが使っていた自転車やバイク、彼が実際に見つけた石器が展示されていましたが、撮影禁止。岩宿とは関係ないはずですが、ナウマンゾウやヘラジカのレプリカなどは撮影可能でした。
1時間弱でゆっくり見て回れました。急いで駅に戻り、再び足利方面の電車に乗ります。
岩宿駅10:22ー11:12栃木駅
日光に行く前に、ちょうどいい時間なので栃木市の栃木駅で途中下車して昼ご飯を食べることに。
さて、どこに行ったのでしょうか・・・?(謎のあおり)
栃木市に本社がある「岩下の新生姜ミュージアム」に行きました。駅からミュージアムまで早歩きで12分ほど。往復で24分。電車は1時間に1本。1時間後の電車に乗るには30分
ほどで昼ご飯を食べてミュージアムをざっと見物しなくては・・・忙しい汗
レストランは食券制。だいぶ混んでいたので食券だけ買って先に建物の中を見て回りました。
10分ちょっとでミュージアムを一周しました。読者の皆様が日本(世界?)のどこからアクセスしていただいているかわかりませんが、おそらく「岩下の新生姜」は僕の住む神戸など関西ではメジャーではないと思います。でも、僕の友達のC君が「打首獄門同好会」という世にも恐ろしい名前のバンドが好きで、彼らの出した新生姜の曲を教えてもらったことがきっかけで新生姜を知りました。打首やその他の僕の好きなアーティスト、C君の話も追々していきたいと思います(読んでくれますかね?笑)。
新生姜の曲について詳しくはコチラ→打首獄門同好会 New Gingeration 歌詞 - 歌ネット
そんなこんなでちょうど呼び出しベルも鳴り、新生姜の豚巻をいただきました!
新生姜を使ったレシピを紹介してくれるコーナーや新生姜の漬け汁の自販機などもあって、新生姜購買意欲がかき立てられますね笑(思うつぼ)
新生姜は要冷蔵なのでこの日はさすがに買いませんでしたが、神戸に帰って早速新生姜を探し歩きました笑 意外と日持ちするんですね
新生姜をおかわりしつつ若干急ぎ気味で食べ終わると、残り電車まで15分強。何とか間に合いそうです。
5分ほどまいて駅前に着いたので、観光案内所を物色しつつ駅の中に入ると・・・
電車の時間見間違えてました(ここで盛大な笑いが起こる)。
12分を19分だと思ってました。
栃木駅からは東武でも日光に行けるのですが別料金を払うのも嫌で却下。
次のJRは1時間後、調べてみるとそれに乗って日光に行っても東照宮閉館の25分前にしか着けない模様。
(コロナ禍+冬期で4時閉館。Googleで出てくる営業時間は間違ってるのでHPを見た方がいいです。
動画も情報も公式ですね。日光東照宮ホームページ|最新情報 (toshogu.jp))残念。
ということで他にいけるところを探します。
1時間あるのでゆっくり考えます。
URLがizumotaishaです。島根は怒ってこないんでしょうか笑。
1に行くJR水戸線も1時間に1本で、出雲大社で1時間過ごす自信もなく寂しそうだったので却下。
2は確かに興味深いのですが、電車を逃したショックがさらに強くなりそうだったので今回はスルー。でもまた必ず行きたいです。
3の偕楽園はどうやら6時までやっていて、ちょうど梅の見頃。盆梅や梅林が大好きなので絶好のチャンスと言うことで3に決定しました。予定を柔軟に変えられるのが乗り放題、18きっぷのいいところですね。
というわけで予定の1時間後の電車に乗って、急遽茨城行きが決定。
栃木駅13:13ー13:23小山駅14:03ー15:08友部駅15:10ー15:24偕楽園駅
偕楽園駅は梅の時期だけの臨時駅、しかもその日の偕楽園駅に停車する最後の便に乗ることができました!逆泣きっ面に蜂?です。
梅は言わずもがな綺麗ですね。個人的には桜よりも健気に生命の力を発出しようとしている感じがして好きです。偕楽園に行ったので日本三名園を制覇できました!
兼六園、偕楽園は池の作りや植物の配置などにこだわっている風に感じたのに対し、偕楽園はもちろん庭園の作りも美しいですが、どこに行っても梅がある!という圧倒的な木の本数が魅力的でした。めちゃくちゃ広くて、無料ではいることのできるエリアにも小川が流れて松の木が生えて梅もあって、日本庭園の推しを凝縮したようなところがあるのでおすすめです。
梅の時期は夜も開園しているらしいですが、逆にそのための準備があるので17時に追い出されました。それでも1時間半ほどで十分園内を回れました。
急いで干し芋と納豆を買って、今度はバスに乗って水戸駅に向かいます。
どのバスに乗ったかは忘れましたが、偕楽園のバス停にも30分おきぐらいでバスがやってきて、そこからすぐの太い道に出るともっと多方面から伸ばすが集まってくるようだったのでそこから乗りました。「常磐神社入口」バス停です。
この日の帰りは大宮23:00発の夜行バス。まだまだ時間はあるしJRは乗り放題なので夜を食べに宇都宮へ大移動。
水戸駅17:34ー17:49友部駅17:54ー18:56小山駅19:02ー19:35宇都宮駅
宇都宮と言えばもちろん餃子。大谷餃子店さんと香蘭さんの2店舗はしごしました。
1時間ほどで宇都宮ともさらば。だいぶ余裕を持って大宮に向かいます。
宇都宮駅20:37ー21:42大宮駅
満喫でシャワーを浴び、バスに乗り込み、東京も含め3日間の旅が終了。
かなり多くの所に行くことができました。
宿泊先以外はあまり決めずに出発しましたが、「栃木駅痛恨のミス」以外はたいしたアクシデントもなく埼玉、群馬、栃木、茨城の4県を回れました。お金を気にせず行き先を変えられるのが18きっぷのいいところですね。
また夏にもどこかに行きたいと思います。
あと旅行中に食べたり買ったりした物を別に記事にしたいと思います。
ありがとうございました!